役所 業者 自力の違いがわかる!プロがスズメバチの駆除方法を解説

ハチ駆除のノウハウ 2018.05.17

こんにちは!ハチのコンシェルジュ中村です。

先日、知り合いからこんな質問をされました。

「なんか友達の家でね、20cmくらいの球体で、一個だけ穴がある巣が軒下にできたみたいで。それってスズメバチの巣なの?自分で駆除できるものなのかな。」

この記事を見ているあなたも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか?

スズメバチ

攻撃性・毒・痛み共にもっとも強いと言われているスズメバチ
家にできてしまって怖くてそっちの方向にはなかなか行けない!となっている方もいるのではないでしょうか?

この記事では、家に巣ができたときの対処法を解説します。

「まずこれってスズメバチ…?
「誰に駆除してもらうか迷ってるのだけど、役所と業者に違いはあるの?
「自分で駆除するときに絶対しておいたほうがいいことってある?」

という疑問にお答えしていきます!

実は、スズメバチは放っておくと危険性がグンっとあがります
というのも、巣を守ろうとする習性があるため、巣の規模が大きくなると同時に攻撃性も増していくんです。

実際に、2017年9月に、スズメバチに150箇所さされた女性が死亡するという事故も起きています。この女性は巣を刺激したわけでもなく、突然襲われました。
そのくらい、攻撃性が高いのです。

「自分で駆除しようかな」と思っている人にこそ、この記事を読んでから判断してほしいです。命に関わることだということを忘れずに、対処法を学んでいきましょう!

この記事があなたのお役に立てることを願っています。

スズメバチをみつけたら、まずするべき対処法はこれ

まずは、いざ刺されたときの対策をとるためにも、あなたの家にいるハチが何のハチなのか確かめることが大切

どのハチかわかったら、対処を始めます。
家にできたスズメバチの巣を駆除するためには、以下の方法があります。

  • 役所で駆除してもらう
  • 駆除業者に駆除してもらう
  • 自分で駆除する

まずは、役所で駆除してもらう方法
お住まいの地域によっては、役所で対応してくれる場合もあります。

しかし、スズメバチじゃないと駆除してくれない!など条件付きですので、家にいるハチがスズメバチかどうかを見分ける必要もあります。

次に、駆除業者に駆除してもらう方法
専門家なので確実に&安全に駆除してくれますが、料金や優良業者なのかどうかが気になるところですよね。

最後に、自分で駆除する方法
駆除する方法はありますが、命の危険が伴うことを忘れずに、厳重に注意して行って欲しいです。

まずは、あなたの家にいるハチがどのハチなのか見分けるところから始めて見ましょう。

スズメバチかどうかを見分けましょう。

スズメバチと似ている蜂に、アシナガバチという蜂がいます。

役所に駆除を頼む場合は、アシナガバチだと駆除してもらえない場合が多いです。まずは特徴をおさえておきましょう。

スズメバチかどうかを見分けるためには、以下の方法があります。

  • 巣で見分ける
  • 蜂個体で見分ける

それぞれについて、詳しく解説していきます。

スズメバチかどうかを巣で見分ける方法

スズメバチかどうかを見分けるには、巣で見分けることが一番わかりやすい方法です。

一般的なスズメバチの巣は、こんな形をしています。
スズメバチの巣

縞模様で、皮が何枚も重なっているような球体
巣の穴は1つで、そこから蜂が出入りしています。

また、スズメバチの中には土の中に巣をつくるオオスズメバチといハチもいます。

オオスズメバチ

こんな小さな入り口だとしても、巣の中は直径80cmという規模の巣が潜んでいる可能性もあります。
巣の付近を通行しただけでも蜂を刺激して刺されることもあるので、巣穴を見つけたときはできるだけ近づかないようにすることが大切です。

一方、アシナガバチの巣はこんな形をしています。
アシナガバチの巣

スズメバチの球体とは違い、アシナガバチの巣は

  • 巣穴がむき出し
  • シャワーヘッドのような形

という、上記の2つが大きな特徴です。
アシナガバチの駆除方法はこちらの記事で紹介しています。

個体でスズメバチかどうかを見分ける

巣がどこにあるのかわからない!ということもありますよね。
飛んでいるハチを見分けることは難しいですが、個体にも特徴はあるので見分けることは可能です。

以下に、画像で特徴をまとめてみました。

アシナガバチは全体的に細く、胴にくびれがあり、ふらふらと足を垂らして飛ぶ。スズメバチは全体が太く、胴にくびれがなくて、素早く真っ直ぐ飛びます。

アシナガバチはほっそりしていて、くびれがありフラフラと飛びます。
一方で、スズメバチは全体が太くくびれがなくまっすぐと飛びます。

もし、「なんの蜂かわからなくて怖い!」という場合は役所や駆除屋さんにお問い合わせしてみてくださいね。

役所、駆除業者、自力の駆除の違いを解説!あなたにおすすめの駆除方法を教えます。

スズメバチを駆除するためには、

  1. 役所に依頼する
  2. ハチ駆除業者に頼む
  3. 自力で駆除する

という3つの選択肢があります。

これら3つをどう選べば良いのか、それぞれの違いや方法をご紹介します。

①役所に依頼する

役所の駆除

自治体によりますが、役所でスズメバチの駆除を支援してくれる場合があります。
その時の特徴を以下にまとめました。

対応は様々!役所は何をしてくれるのか?

実は、役所に電話すれば「じゃあ駆除しに行きますね!」となるわけではありません

自治体によって、対応は様々。
大きく分けると、以下の3つの対応に分かれます。

  • 駆除をすべて行なってくれる
  • 業者を紹介してくれる
  • 防護服を貸してくれて、駆除方法を教えてくれる

あなたがお住まいの自治体に、問い合わせてみることをおすすめします。
しかし、「高所にできた場合は駆除できない」「特殊な場所は追加料金がかかる」といった条件もありますので、そちらも合わせて確認してみてくださいね。

料金はどうなの?

役所に頼むときの料金も、自治体ごとに変わってきます。

  • 完全無料
  • 一律3000円で残りは補助金で賄う
  • 役所は業者の紹介のみ、料金は駆除業者に
  • 防護服のみ無料貸し出し

というように、こちらも問い合わせての確認が必要です。

防護服などは10万円ほどする高価なものですから、貸してもらえるだけでも費用は負担できるかもしれません。一度確認してみてくださいね。

スズメバチ以外は駆除しません、という自治体が多い

様々な自治体をみても、スズメバチは駆除してもアシナガバチやミツバチはご自身で行なってくださいという所が多いように思います。

そのため、アシナガバチやミツバチを駆除したい場合は、業者に依頼するかご自身で駆除する方法の2択になると考えた方がいいかもしれません。

②ハチ駆除業者に頼む

ハチ駆除業者の駆除

駆除業者にお願いするという方法もあります。
駆除業者のいいところは、

  • 電話をすれば30分ほどできてくれる業者もあるので、スズメバチの怖さから早く逃れるたいという方にはおすすめ
  • 「巣が見つからないけど…」「高い所にあって役所では断られてしまった…」という特殊な場合でも対応してくれる技術とノウハウがある

しかし、業者で気になるのは料金と業者の選び方ですよね。
どのくらい料金がかかるのかと、業者の選び方を以下にまとめましたのでご覧ください。

ハチ駆除業者の料金相場ってあるの?

正直なところ、業者によって料金は様々です。
平均的な料金ですと、スズメバチは15000円〜で受け持っているところが多いです。

安すぎる料金提示をしている業者は、見積もり後に料金を上乗せして請求してくる場合や、出張費を別途請求するという場合もあります。
「見積もり後は追加料金をもらわない」という駆除のステップを明示している業者にお願いする方が安心です。

業者は何を基準に選べばいいの?覚えておきたい2つの視点とは

ハチ駆除の業者で検索をしても、たくさんの業者があって迷いますよね。

その場合は、以下の2つの視点をもって業者を探して見ましょう。

  • 実績はあるか
  • 料金は適切か
実績はあるか

実績を積んでいる業者ほど様々なトラブルを解決し、そのノウハウを積み重ねてきています

「狭いところにできた蜂の巣なんだけど大丈夫…?」
「自分では巣を見つけられなかったんだけどこの場合でも頼んでいいの…?」

と、ちょっと特殊なところに巣が作られてしまって不安な人こそ、この実績を確認してみるといいでしょう。

料金は適切か

「ちょっと安すぎ or 高すぎでは…?」「この金額でやってくれるのかな…?」「見積もり後に料金を上乗せされないか不安…」という方もいますよね。

業者として働く中で様々な企業を見てきて感じたことですが、料金を確認するには以下の3つを確認しておくと安心して頼むことができるな、と思います。

  • 出張費込みの金額なのか
  • 見積もりは現地でしてもらえるのか
  • 料金の了承はとってから作業をしてくれるのか

ウェブサイト等に自社の特徴を記載している業者も多いので、チェックしてみてくださいね。

③自力で駆除する方法

個人での駆除

最後に、自力で駆除する方法を紹介します。

スズメバチの駆除は私たちプロでも恐怖を感じる時があるもの。スズメバチが抵抗するときに鳴らす大きく羽音は、思わず殺虫剤を出している手を止めてしまいそうになるほどです。

ご自身で駆除されるときは、これらの危険性があることを知ってから駆除に臨むようにしましょう。
もし刺されてしまった際の対処法も最後に紹介します。

ーー

スズメバチの駆除は、できた場所によって駆除の仕方が変わってきます。

  • 用意するべきもの、殺虫剤の選び方
  • 巣ができた場所別の駆除方法

これらを順番に紹介していきます!

ちなみに、まだ女王蜂が1匹で作っているような小さい蜂の巣であれば、まだ自力で駆除できる可能性があります。
小さいスズメバチの巣の駆除方法はこちらの記事でも紹介していましたので、チェックしてみてください。

これは用意しておくべき!駆除の必須アイテム

スズメバチの駆除には、以下アイテムを用意しておきましょう。

  • 防護服
  • 懐中電灯
  • 剪定バサミまたノコギリ
  • 巣が入る大きさのビニール袋
  • 殺虫剤

以下に、アイテムを選ぶ際のポイントを記述します。

防護服は高い…そんなときの代用方法
防護服

防護服って本当に高いですよね…。普通に10万を超えてきます。

しかし、私たちも駆除を行う時は真夏だろうとガチガチの防護服を着用します。
それほど危険な作業だとわかっているためです。

そのため、一番は役所などで防護服を借りて駆除することをおすすめします。

もし、「防護服は貸してくれなかった…」「高いからちょっと無理…」という方は、以下のアイテムで代用してみてください。

《用意するアイテム》

  • 手袋1セット×2
  • 長靴
  • 厚手の帽子またはヘルメット
  • 厚手のタオル
  • 雨合羽
  • ガムテープ

《防護服の代用の仕方》

  1. 手袋を二重に重ねる
  2. 長靴を履く
  3. 頭には厚手の帽子やフルフェイスのヘルメットを
  4. 首はタオルで覆って防御する
  5. 雨合羽など、ツルツルして蜂が刺せないものを着用
  6. ガムテープで袖や裾など、蜂が入ってきそうな隙間を塞ぐ
懐中電灯は赤いセロハンで灯りを軽減させましょう。
懐中電灯

駆除は、スズメバチが自由に飛ぶことができない夜がおすすめ。

しかし、巣をさがそうとして懐中電灯で照らそうとすると、一気に蜂が飛んできます。
これは、光を追う習性があるためです。

懐中電灯は、赤いセロハンで光を軽減させます。
こうすれば、スズメバチが寄ってくることはありません。

スズメバチに効く殺虫剤は、「ピレスロイド」の成分が含まれるもの
ピレスロイド

スズメバチに効く殺虫剤を選ぶには、「ピレスロイド」の成分が含まれているものを選びましょう。
一般的な殺虫剤にも入っていて、缶の裏に書かれている成分表で確認することができます。

殺虫剤はスプレー式と燻煙式どっちがいいの?

殺虫剤の形状はスプレー(エアゾール)式と燻煙式があります。
これは、以下のように場所によって向き不向きがあります。

  • 軒下などの低い所の巣:スプレー式
  • 木の上など高い所の巣:燻煙式
  • 室内など閉鎖空間にできた巣:スプレー式
  • 土中の巣:燻煙式
  • 見えない場所の巣:スプレー式+殺虫剤原液

詳しくはのちの駆除方法で解説していきますね!

ハチ用の殺虫剤はスプレーの噴射時間に注意!

ハチ用のスプレーは薬剤が強力ですが、スプレーの時間も10秒前後が限界です。
そのため、1本だけ用意したけど足りなかった…!ということも

一般的な450mlのスプレー缶ですと、10数分ほどはスプレーし続けることができますので、1~2本用意しておけば安心です。

また、殺虫剤はハチ用じゃなくても大丈夫です。
というのも、スズメバチはハエやゴキブリよりも薬剤に弱いためです。

自宅にハチ用がないよ!という人も買いに行く前に家に殺虫剤があるか確認してみてください。

場所別!スズメバチの駆除方法を解説

スズメバチの駆除方法を場所別に解説していきます。
用意しておいてほしいアイテムに加えて、場所ごとに必要なアイテムもありますのでチェックしてから行うようにしましょう!

以下のリンクを押すと、それぞれの駆除方法に移動することができます。

  • 軒下など低いところにできた巣
  • 高いところにできた巣
  • 屋根裏など閉所に作られた巣
  • 土中の巣
  • 確認できないところにあるかもしれない巣

軒下など低いところにできた巣の駆除

準備するもの
  • 基本のアイテム(「これは用意しておくべき!駆除の必須アイテム」のもの)
  • スプレー式殺虫剤450ml 2~3本
  • 脱脂綿
駆除方法

①巣を確認しよう

セロハンを被せた懐中電灯で道を照らしつつ、巣の1~2m近くまで接近します。
(光の当てすぎには注意が必要です)

②殺虫剤を噴射

懐中電灯を消して、風上から巣に向けてスプレーを2~3分続けて噴射します。

途中、スズメバチが凄まじい羽音をたてますが、ここれ止めてしまうと薬剤がかかっていないハチが一気に襲ってくるので、恐れずにスプレーをし続けることが大事です。

スプレーを浴びたスズメバチは順々に死んでいきますが、巣の中から動く気力のあるスズメバチがどんどん出てくるので、スズメバチが巣穴から出てくるまでスプレーを続けましょう。

巣穴からスズメバチが出てこなくなったら、巣穴から内部に向けてスプレーをし続けます。

③巣の除去

巣の中から這い上がってくるハチもおらず、羽音が完全に消えたら、巣を取り除きます。

軒下の巣は裏側にスズメバチが残っていることもありえるため、念のために、巣の根元や周りにスプレーをして殺虫剤をかけておきます。

巣穴に残っているハチがいても出てこれないように脱脂綿で栓をして、全体をビニール袋で覆った後に、巣を剪定バサミやノコギリで切断します。

高いところにできた巣の駆除

用意するもの
  • 基本のアイテム(「これは用意しておくべき!駆除の必須アイテム」のもの)
  • 燻煙式殺虫剤(直径30cmであれば25g缶、それ以上は50g缶)1缶
  • スプレー式殺虫剤(あったほうが安心)1本
  • 巣まで届く長さの棒
  • 針金
  • ハシゴ

※燻煙式殺虫剤を、針金を使って棒にくくりつけておいてください。

駆除方法

①日中に巣の確認を

高い所の巣を日中のうちに確認して、位置を把握しておきましょう。

②日没して2~3時間経過後、駆除を開始する

燻煙剤に点火して煙があがったことを確認したら、巣の近くまで棒を持っていきます。
※この際、煙を吸い込んでしまうと危険なため、かならず風上側に立って作業をおこなってください。

巣穴に向けて数十秒間煙を入れたあと、巣全体に燻煙を続けます。
もし反抗して飛んできたスズメバチがいれば、もう一人に手伝ってもらいスプレーで駆除してもらいましょう。

③巣の除去

スズメバチの羽音がしなくなったら、ハシゴをかけて巣を除去します。
ビニール袋を巣に被せて、ノコギリや剪定バサミで巣を切り落とします。

屋根裏など閉所にできた巣の駆除

用意するもの
  • 基本のアイテム(「これは用意しておくべき!駆除の必須アイテム」のもの)
  • スプレー式殺虫剤450ml 2~3本
駆除方法

①巣を確認しよう

屋根裏や閉所の中へ入り、巣から4m近くまで接近します。

②殺虫剤を噴射

懐中電灯を消して、風上から巣に向けてスプレーを噴射します。
巣穴が発見できなくても、2~3分続けてスプレーをし続ければ巣穴からほとんどのスズメバチが出てきて10分くらいバタつき、死亡します。

※注意!※

閉所での駆除はスプレーが充満しやすく、屋外よりもすぐに殺虫剤がまわります。
そのため、殺虫剤を多く吸い込まないように十分注意して行なってください。

③巣の除去

巣内に蜂が残っているか不安な時は、巣穴に向けて直接スプレーをするか巣に穴を開けてそこからスプレーをします。

その後、根元から巣を取り外せるようであればノコギリで切り取り、袋に入れて処分します。

土の中にできた巣の駆除

用意するもの
  • 基本のアイテム(「これは用意しておくべき!駆除の必須アイテム」のもの)
  • 燻煙式殺虫剤(直径30cmであれば25g缶、それ以上は50g缶)1缶
  • スプレー式殺虫剤(あったほうが安心)1本
  • 1~3mの棒
  • 針金

※燻煙式殺虫剤を、針金を使って棒にくくりつけておいてください。

駆除方法

①巣を確認しよう

セロハンを被せた懐中電灯で道を照らしつつ、巣穴を確認します。
(光の当てすぎには注意が必要です)

※このときスズメバチは、足音や振動だけで警戒をして穴から這い出してきます。知らないうちに体をスズメバチがよじ登ってきた…ということもありますので十分に気をつけてくださいね。

②燻煙剤を巣穴へ

巣穴に燻煙剤の先端を突っ込み、燻煙します。
入り口を数十秒燻煙したら、奥に向けて燻煙剤を押し込んで燻煙を続けます。

這い出してきたスズメバチに危険を感じた場合はスプレー式の殺虫剤で駆除しましょう。

③巣穴を閉鎖させる

巣を取り出す必要がない場合は、巣穴を閉鎖させて内部でスズメバチを全滅させます。
ただし、その場で閉鎖するのではなく、巣に朝帰りしてくるスズメバチを考慮して、巣穴にスプレーをかけたまま一晩おきましょう。

一晩おいたら、巣穴からスプレーをして残りの蜂を全滅させ、巣の入り口に10cm以上の土砂を積んで塞ぎます。
その周辺にも土を盛って、20~30cmほど積み上げておけば、再びスズメバチが活動することはなく安心できます!

どこに巣があるかわからない…という場合の対処法

「スズメバチっぽいのがここから出入りはしてるんだけど、入れない場所で巣も確認できない…どうすれば…?」というお話も聞くことがあります。
その場合は、以下の方法を試してみることをおすすめします!

用意するもの
  • 基本のアイテム(「これは用意しておくべき!駆除の必須アイテム」のもの)
  • 殺虫剤原液(強力フマキラーなど ホームセンターで購入できます)
  • 蜂蜜
  • はけ(塗るためのもの)
  • (巣を除去する場合は)スプレー式殺虫剤 450ml 2本

※殺虫剤は10~30mlを水で10倍に薄めて、蜂蜜と混ぜておきます。

対処方法

①殺虫剤入り蜂蜜を塗る

スズメバチの出入りが多い付近にはけを使って塗ります。

そうすると、蜂蜜を舐めたスズメバチは死に、体に蜜が付着したスズメバチは巣に戻ってから他の蜂たちに体を舐められるため、これを繰り返していると数日後に巣は全滅します。

②除去したいときは

大工さんもしくは自分で建物の一部を取り外し、巣をとります。
その場合、巣に穴を開けてスプレー式殺虫剤をかけておくと安心です。

ノコギリで巣を取り除き、袋に入れて処理をします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
スズメバチ、スズメバチの巣が家に現れたときの対処法、駆除方法

  • 役所に頼んだ場合
  • 駆除業者に頼んだ場合
  • 自力で駆除する場合

の3つに分けて紹介しました!

いずれにしろ、命に危ないことがあっては元も子もありません
あなた自身のお身体を第一に考えて、対処方法を選んでくださいね!

以上、ハチのコンシェルジュ中村がお送りしました。